「現場で良く起こる外傷の初期対応」
今日は、車で3時間かけて北上市へ行ってきました。
ランチは農家レストランさん食亭さんで。
味も値段も景色も素敵でした!
カレー食べすぎた!
お腹も満たされたところで向かったのが、
「達人に学ぶセラピストの会inいわて」さん主催のセミナー。
https://www.facebook.com/tatsujin.iwate/?fref=ts
テーマは「現場で良く起こる外傷の初期対応」について。
スポーツ系のセミナーに行くのってかなり久しぶりでした。
講師は小菅智美さん。
O谷選手を育てたお方だそうです。
でも、セミナーの中では「有名選手を治療した」なんて話は一切出てきませんでした。
現場で外傷が起きた時の原則は
「PRICE」
P:Protection
R:Rest
I:Ice
C:Compression
E:Elevation
です。
それを基に、
マレットフィンガー、鎖骨骨折、肩関節脱臼、大腿肉離れ、足関節捻挫
などの対応を学びました。
一応、テーピングやイングランドサッカー協会のプロトコルは学んできましたが、今回の先生が柔道整復師であるとのことで、
「包帯」
を使った固定方法を初めて教えていただきました!
テープより扱いが難しかったですが、結構使えるんですね!
テーピングを使った固定でも良いんだと思いますが、
テーピングは1本300~400円。一度使ったらまた買わなきゃいけません。
でも、包帯は1本170円くらい。繰り返し使えます。
プロチームはじゃんじゃんテープを使っても良いんでしょうが、予算の限られるチームではコストを考えることも必要です。結構持ち出しで頑張ってるトレーナーさんも多いようですし・・・
骨折の時に使うソフトシーネは1300円くらい。これも繰り返し使えます。
Amazon.co.jp: オオサキ ソフトシーネ M 1本入: ドラッグストア
ただ、何でも安ければいいというわけではなく、安かろう悪かろうということがあるわけです。それぞれの特徴を理解して、理学療法士/トレーナー自身がしっかり選ばなきゃいけないですね。
基本的には怪我や外傷が起きないようにすることが大事です。
足が攣らないように練習中から塩や黒砂糖の摂取を促したりしているそうです。
それでも
万が一に備えて、道具や技術を準備しておく必要があります。
そういった言葉や姿勢を一番学ばせていただきましたm(__)m
改めて日頃の準備や練習の大切さを実感させていただきました。
実技中心で、カレーを食べすぎた後でも全然眠くならないセミナーでした。
宮古でもテーピングや包帯の練習会を企画しよう!