理学療法士のパラスポブログ

障がい者スポーツを通してより良い社会の実現を!理学療法士に何ができるか考えます。理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/クラシファイヤー

陸上競技審判講習会

1ヶ月振りの更新となってしまいました。。。

4月から職場が変わるにあたり、結構バタバタしてました。

先月から今までの間に、「中級障がい者スポーツ指導員」の認定証が届き、4月から指導員として新たな1年が始められます。

 

さて、今日は宮古市陸上競技協会様主催の「陸上競技審判講習会」に参加させていただきました!

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会場はシーアリーナの横にある舟型ビル!

家から近くてホント便利です。

 

「あいつが陸上競技?」という声が聞こえてきそうですが、確かに陸上競技なんて苦手すぎてやったことがありません。

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でも、去年は岩手県障がい者スポーツ大会で幅跳びのサポートをさせていただき、今年は国体や全国障がい者スポーツ大会もありますし、陸上競技に関わる機会もあるかもしれません。

陸上やサッカー、バレー、卓球など、ほとんどの障がい者スポーツは健常者と同じルールを基本としていて、障がいに配慮した部分だけ変更になっています。(合理的配慮ってやつですね)

なので、元の競技のルールが分からなければ、障がい者スポーツのルールも理解できないってわけです。

というわけで、陸上競技についてお勉強です。

 

今まで知らなかったことが結構ありました。

まず、第144条に「診療、治療、理学療法は~」と書いてあり、理学療法について明記されていること。選手に関わって良いのは招集所まで。

競技前でも招集所を出た後は、介助や手助けをすると「助力」になってしまい、失格だそうです。要注意。

 

スパイクに関して、靴底や踵の厚みにまで規定があるんですね。

走高跳走幅跳:靴底の厚み13mm以内

走高跳:踵19mm以内

 

テーピングについては審判長判断で、“望ましい物”であるかどうか次第。

気を付けなければいけないのは、投擲種目。

「2本またはそれ以上の指にテープを巻くこと」は助力とみなされてしまいます。

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つき指や骨折してもM.Neuer(Bayern Munchen)みたいにはできないんですね。

 

 

それ以外の内容についてはとにかくルールブックを読んで覚えるしかないな、と思いました。

今日の講習会は来年度に向けた修改正点についての説明が主だったので、陸上初心者の自分には分からないことも多かったです。詳しいルールなんかはやっぱりルールブックを見て覚えるしかありません。

そのきっかけとしてはとても良い機会でした!ありがとうございました!

 

 

知的障がい者サッカーは予選会やリハーサル大会には出場しないので、その分、陸上チームや他の競技のお手伝いができないかな、と考えています。

そのためにもルールや競技特性といったスポーツのことはどんどん勉強していきたいですね!