理学療法士のパラスポブログ

障がい者スポーツを通してより良い社会の実現を!理学療法士に何ができるか考えます。理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/クラシファイヤー

第1回テーピング勉強会


昨日、私が働くハートランド宮古で、第1回テーピング勉強会を開催しました。

スポーツに関わっている/関わりたい理学療法士作業療法士精神保健福祉士と一緒に基本的な足首への巻き方を練習しました。
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ただ巻くだけなら、本読めば誰でもできます。

誰でもできるスポーツテーピング

誰でもできるスポーツテーピング


学生の頃にオススメしていただいた石山修盟先生の本は分かりやすく、本当に「誰でもできる」気がします。
でも、わざわざ理学療法士が巻くんだから、「なぜそこに巻くのか」「なぜその方向に巻くのか」そもそも何のために巻くのか、というところを明確にしながら巻いてもらいました。
「なぜ」を考えられれば、手順は覚えられるはず。
考えながら巻ければ、選手一人一人、障害一つ一つに合わせて巻けるはずです。

情報が溢れ、脳死社会になった現代では、「考える」必要性が高まっています。

あとは練習あるのみ!
ササっと綺麗に巻けることも現場では大切です。

うちの新人作業療法士は1時間経っても手でテープを切ることができませんでしたが苦笑


第2回をやるつもりはありませんでしたが、ホワイトテープだけで1時間経ってしまったので、キネシオテーピングについては次回へ。
私個人としてはキネシオテーピングを学んでから一層、理学療法や治療の面白さに気付けた気がします。というわけで、次回はテーピングの更に深い世界へ!