理学療法士のパラスポブログ

障がい者スポーツを通してより良い社会の実現を!理学療法士に何ができるか考えます。理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/クラシファイヤー

第2回盛岡南球技場障がい者サッカー交流大会

7月18日(月・祝)、盛岡市にあるいわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)で行われた障がい者サッカー交流大会に帯同させていただきました。

 

梅雨の晴れ間に恵まれ、グルージャ盛岡のホームスタジアムという、最高の環境で試合をさせてもらいました。

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第1試合は仙台に3-1

第2試合は秋田に1-0

と、今まで差があると感じていたチームに勝利することができました!

 先月の宮城、福島に続き4連勝!!!!

 

プレー内容で言うと、以前に比べて、しつこく守備ができるようになり、ボール際も激しく行けるようになりました。

ウォーミングアップをしていても、ステップが早くなった選手が増えました。

試合の時に厳しく行けるようになったことで、これからも改善が期待できます。

 

コアトレーニングの本が本屋に並んでいますが、やっぱり1番大切なのはトレーニングや試合の時に厳しく行けること。グラウンドの端やジムでやるコアトレーニングはおまけみたいなもんです。

身体を安定させるために働くコアと呼ばれる筋肉たちは、我々が考えるよりも早く働き始めます。いくら意識して鍛えたところで、無意識下で働いてくれる保証はどこにもありません。

ならば、最初から無意識下で鍛えた方が効率的です。

練習や試合の中で、相手とぶつかって、ボールを競る中で最も効果的で効率的なコアが出来上がるはず。

健常者、障がい者を問わず、練習から厳しくやれないのが日本サッカーの課題でしょうけど。

 

珍しく足が攣る選手が少なかった大会でもありました。

先月の大会からそんなに条件は変わらないはず。むしろ、今回の方が相手も強く、身体的・精神的に受けるストレスは大きいはずです。

「足が攣る」ということについて、もう少し深く考える必要がありそうですね。

脱水なのか、電解質の問題なのか、フィットネスの不足か。

 

 

交流大会の最後には、エキシビションマッチとして、東北知的障がい者サッカー連盟創立後、初めて選ばれた東北トレセングルージャ盛岡のスタッフの方々との試合も行われました。

改めて感じましたが、アカデミーのスタッフさんってサッカー上手いんですね。

障がい者同士では誤魔化せた部分が見事に誤魔化せず、東北トレセンは何もできませんでした。

 

その分、改善の余地がある、ということで、これからも岩手県チームや東北トレセンには大注目です!