宮古運動連鎖勉強会
一般社団法人フィジオ運動連鎖アプローチ協会の山本尚司先生に遠路はるばるお越しいただき、県内外から11名のPT・OTさんにも集まっていただきました。
宮古へ来て思うことは、「勉強する機会がないこと」です。
有名な研修会はだいたい仙台開催で、車で4時間かかります。盛岡で行われるとしても、2時間。かなりのエネルギーを使わないと勉強する機会が限られます。
そんな中、運動連鎖道場で有名な山本先生が宮古で勉強会を開いてくださるというのは本当に有難いことですし、光栄なことです。
人間の身体とはどういう風にできているのか、どう観察するのか、そして、見て・感じたことをどう言語化するか。一つひとつ、丁寧にご指導いただきました。
単なる身体論としての運動連鎖ではなく、
理学療法士の専門性はなにか。
活動と参加のために何を考えなければならないのか。
深く考えさせてもらえる講義内容でした。
前述の通り、宮古では勉強する機会が限られます。
理学療法士・作業療法士の数も少ないですし、必然と入ってくる情報量も少ない。
他の事業所との競争もほとんどありませんし、利用者・患者からの要求水準も高くない。
だからといって、勉強しなくていい、っていうわけではないはず。
どこのどんな利用者さんも、同じ人間ですし、それぞれの人生がある。
そんなことを改めて感じた勉強会でした。
私個人としては、勉強会を主催するのは初めてでした。
院内勉強会をやったり、講師やったり、お手伝いは経験がありましたが、実際に勉強会を主催するというのは大変ですね。
勉強になりました。広報のこと、税金のこと等々。
大変でしたが、こういう機会を設けて、少しでも宮古市のリハビリテーションの質の向上が図れるとしたら、それは復興支援になるはず。
というわけで、これを読んでくださっている方々、宮古でお待ちしています!笑
山本先生、参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。