テクニカルクラシファイヤー!?
国際ウィルチェアーラグビー連盟より、アナウンスがありました。
http://www.iwrf.com/?page=iwrf_news&id=658
試験的に、「テクニカルクラシファイヤー」というものが始まるようです。
元各国の代表選手で構成されるクラシファイヤーで、従来の医学的なバックグラウンドを持った(医師、理学療法士、作業療法士など)クラシファイヤーとともにクラス分けに携わるようです。
すでに水泳、陸上では技術委員➕医学委員の2名体制でクラス分けが行われている競技もありますし、頚髄損傷だけでなく、神経筋疾患や脳性麻痺の選手が増えてきている中で、よりコート上での妥当性が求められていくんでしょう。
理学療法士としての役割はそれほど大きく変わらないんじゃないかと想像しますが、今までは専門職間で専門用語を用いて議論してたのが、今後はスポーツのバックグラウンドが強い人とも密なコミュニケーションを取っていかなきゃいけなくなるんだろうな、と。理学療法士としての見解をより分かりやすく伝えなければ。
それを国際資格を取れば英語でやっていかないといけません。
ますますコミュニケーションが大事って話です。
英語に関しては自動翻訳システムが更に進めば、同時通訳くらいしてくれそうですが、結局、相手に伝わりやすい言い方や自動翻訳されやすい日本語の選び方が求められるわけで…
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