理学療法士のパラスポブログ

障がい者スポーツを通してより良い社会の実現を!理学療法士に何ができるか考えます。理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/クラシファイヤー

希望郷いわて大会

10月21〜24日に希望郷いわて大会(第16回全国障がい者スポーツ大会)が開催されました!

ありがたいことに、知的障がい者サッカーチームのトレーナー(メディカルスタッフ)として帯同させていただきました。

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 会場はいつもの、いわぎんスタジアム

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初戦は大阪府と戦い、0-7。

翌日の静岡県との交流戦は、0-6。

試合前のウォーミングアップや試合中、前後の怪我の対応を担当し、初戦で骨折してしまう選手もいて、慌ただしい日もありました。

結果は残念でしたが、1年前から比べると選手の成長は本当に目覚しいものがありました。

 

特に交流戦の静岡県戦の前半は、ミスから失点したものの、0-1とよく戦っていました。各地域の予選を突破してきたチームを相手に、素晴らしい試合を見せてくれました。

 

 

2013-14年に青年海外協力隊として活動する中で障がい者スポーツの必要性を感じました。

帰国後に参加したいわてリハビリテーションフォーラムで岩手県知的障がい者サッカーチームの存在を知り、翌2015年8月に秋田県で初級障がい者スポーツ指導員の講習会を受講しました。その際に、秋田県出身の知的障がい者サッカー日本代表選手についての話を聞き、その直後にチームの合宿に参加させていただいたのが始まりでした。

チームに関わって、まだ1年くらいですが、本当にあっという間でした。

 

全国障がい者スポーツ大会という大きな舞台を経験させていただき、トレーナーとして多くを学ぶことができました。どこからともなく現れた自分を受け入れてくれたチームのスタッフや選手に感謝の気持ちでいっぱいです。

試合の時には大勢の方に見にきていただき、それを見たときは泣きそうになりました。

心配してたアイシング用の氷はホテルの方が大量に用意してくれました。

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緊急時には救護班、病院の方々、岩手県選手団の役員のおかげでスムーズに病院受診につなげられ、選手も安心できたと思います。

大会期間中はボランティアさんが3名ついていただき、多岐にわたり協力してもらいました。

 

本当に多くの方の支えがあって、希望郷いわて大会を終えることができました。

ありがとうございました!