理学療法士のパラスポブログ

障がい者スポーツを通してより良い社会の実現を!理学療法士に何ができるか考えます。理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/クラシファイヤー

平成27年度中級障がい者スポーツ指導員養成講習会

12月10日から13日の4日間、大阪府にある舞洲障がい者スポーツセンターで中級障がい者スポーツ指導員養成講習会に参加してきました。

 

公益社団法人日本障がい者スポーツ協会が認定している資格には、

障がい者スポーツ指導員(初級、中級、上級)

障がい者スポーツコーチ

障がい者スポーツ医

障がい者スポーツトレーナー

があります。詳しくはこちら。

公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会|指導者養成概要

 

今回はその中級指導員。

初級は今年の7月に秋田県が取得し、本来なら中級を受けるためには

「初級指導員として2年以上の経験」

が必要でした。

 

しかし、理学療法士(と日本体育協会公認スポーツ指導者)はその規定が免除されます。それはきっと、今まで理学療法士の諸先輩方が障がい者スポーツに関わってこられた実績とその貢献が認められた結果だと思います。

その歴史があったからこそ、今回受講することができました。

実際に講習を受けて、何十年も関わり続けている先生方の熱い想いに触れることができました。

ありがたく思うと同時に、その歴史を引き継いでいきたいなと感じています。

 

 

ちなみに、岩手県には上級指導員が6名、中級が51名、初級が180名、スポーツ医が2名とのことです。岩手県内で見てもまだまだ指導者が足りません。ましてや、沿岸地域には片手で数える程度しかいないんじゃないでしょうか。

特に、障がい者スポーツに関わりのある理学療法士作業療法士は数える程度。

本来なら病院や地域で障がいを持った方にスポーツを提案し、社会参加を推進するべき立場。もっと増やしたいですね。