義足ランナー
読書日記④
障がい者スポーツ、特に義足を使ったスポーツに欠かせないのが義肢装具士。
義肢装具士養成学校が近くにあれば、義肢装具士になりたい今日この頃。
日本で1番有名であろう、義肢装具士さんについて書かれた本が「義足ランナー」
義足スポーツのパイオニアである臼井二美男さんは何故義足スポーツを始めたのか。
臼井ニ美男がこの活動を始めたのは、
「走れるわけがない」
「走る必要なんかない」
とする常識に疑問を抱いたからだった。
少しでも走れるようになれば、それが義足を使っている人々の人生そのものに必ずプラスとなるだろうと思ったのである。
その想いに導かれて、走ることを始めたアスリート達のストーリーが描かれています。
全ての障がい者スポーツにつながる話だと思います。
なぜ障がい者がスポーツをするのか。
改めて障がい者スポーツに関わることの意義を感じさせられます。
やっぱこの世界に入って良かったなって。
障がい者陸上に興味のある方はこちらもオススメ。
義足の方を担当した経験は数例しかないですし、義足の方が走ってるのも見たことないですけどね。
義肢装具士っていう仕事は、理学療法士の良いところと、日本人としての「ものづくり」の心が融合した感じで、やっぱり惹かれます。
最近は義肢装具士の方も職場に来てくださるようになったし、ちゃんとディスカッションしながら装具作りができるよう、勉強します!