J2リーグ第8節 横浜FC vs アビスパ福岡
天気の良い日はサッカー観戦日和!
久しぶりにJリーグ、そして、ゴール裏*(^o^)/*
叫びすぎて今日の仕事に支障が出るんじゃないかと思いましたが何とか大丈夫でした笑
結果は残念でしたが、試合はとても楽しめました。細かいことはあんまり気にせず、とにかく声出して応援したって感じ。
スポーツ振興のためには、「観に行く」ことはとても大事。
自分が観に行かないのに、「どうやったらお客さんが来てくれるか?」なんて考えても分かるわけないし、観客の気持ちは分かりません。
指導者であれ、トレーナーであれ、スポーツに興味があって携わりたいと思うなら、まず足を運びましょう!
DAZNも良いけど、やっぱりスタジアムが一番ですよー
追記:
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0409/spn_180409_8500939246.html
ほら、やっぱりどこも観客数の確保が課題。
ポケモンGO
「スーパーヒューマン誕生!」を読んで以来、すっかり人工知能や仮想現実に興味を持ってしまいました。
人工知能のプログラミングを勉強しようと本屋へ行ってみましたが、全く理解できる気配がありません。結局入門書から読み始めないといけなさそうです。
何冊か図書館で予約しました。
人工知能をテーマにした小説で面白そうなのは、
Musioという小説。これはさっそくamazonで取り寄せて読み始めました。
今まで設定をOFFにしていたsiriも使ってみます。
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)を身近に体験できるものとして思い付いたのは、
もはや言うまでもないかと思いますが、実装以来、ほとんどやってなかったので今更ですが、プレイし始めました。
所感としては、AR(拡張現実)とは言え、カメラに映った映像にポケモンを映し出しているにすぎないわけで、そこに存在する現実に合わせて拡張できているわけじゃないのが残念って感じ。
広い公園ならともかく、建物の中だと壁の中にポケモンがいたり、人と重なってしまったり、現実感がありません。
その辺の技術が進歩するともっと面白いのになって感じます。
片麻痺上肢のリハビリテーションには特にこのAR技術が活かせると思っていますが(ミラーセラピーのように)、現実を無視して腕が動いてしまったら学習どころではありません。
兎にも角にも、人工知能や拡張現実の技術はリハビリテーションに活きてくるわけで、それを活用するためにも日頃からそういった技術に触れておくことが大切ですね。
まずはポケモンGOから笑
Musio欲しい...
スーパーヒューマン誕生!
東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻教授である稲見昌彦先生の
スーパーヒューマン誕生!を読みました。
スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える (NHK出版新書)
- 作者: 稲見昌彦
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2016/02/09
- メディア: 新書
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人間拡張工学の最前線に迫る!っていうから最新の義足や義手のなどの話かと思って買いましたが、そんなシンプルな話ではありませんでした。
もともとは「補綴」から始まったそういった技術は今では「拡張」へと変遷を遂げ、その領域は更に拡大してきています。
例えば、失われた視覚を補う形で発展してきたメガネ、という技術は今では仮想現実VRや拡張現実感ARなど、見えてるものをよく見えるようにするだけではなく、今まで見ることができなかったものを見ることができる技術に発展しています。
そういった五感や身体などの拡張工学が進んでいくと、「いったい、どこまでが自分なのか?」という問題も出てきます。
マトリックスや攻殻機動隊のように「今、現実だと思ってたことが実は仮想現実だった!」なんてことも本当に起こりうるのです。
そういった身体性の変化や人の認知機能にまで話は触れられており、ただの最新技術を紹介した本ではありませんでした。脳科学の本に近い感じ。
いろいろな技術の歴史や最新情報にまで触れられていますし、それを分かりやすくSF映画やアニメで例えてくれるのでイメージしやすく読み進められます。(攻殻機動隊は見たことがなかったから今回を機に観ましたが…)
読んでいて感じたことは、理学療法との親和性が高いなってことです。
関節や筋肉の機能に注目してリハビリテーションを行なったいた時代から、脳科学を中心としたニューロ・リハビリテーションへと変遷を遂げた理学療法と、人間拡張工学はよく似ているように思います。
そして、こういったテクノロジーと人間を結びつけていくのは理学療法士の今後の役割になるんじゃないかと思います!
例えば、脳梗塞で損傷を受けた運動機能や感覚機能を人間拡張工学の力で補っていくことができるようになるとして、その過程でリハビリテーションは必要です。
再生医療に関しても同様かと思いますが、再生医療と人間拡張工学はどちらがより現実的なのでしょうか。
脊髄損傷後、再生医療で損傷した脊髄を再生させるのか、失われた機能をテクノロジーで補っていくのか。
自己決定にも大きな影響を及ぼしてきそうです。
テクノロジーとリハビリテーションについて考えていくとてもいいきっかけになる本でした!
ふと思いましたが、義足は進歩している一方で、片麻痺の装具…進歩してなさすぎるんじゃないの?
シューホン、オルトップ、金属支柱付き…僕が学生の頃から変わってないし、もっと前からずっと同じデザインですよね?ゲイト・ソリューションが出てきたとはいえ、未だによく見かけるプラスチック装具達…もっとどうにかならないの?
当面、僕のリハビリテーション対象は脳梗塞片麻痺であるのでもっと装具について勉強していきたい。
というわけで土曜日は東京で脳血管障がいの装具カンファレンスへ!
テクニカルクラシファイヤー!?
国際ウィルチェアーラグビー連盟より、アナウンスがありました。
http://www.iwrf.com/?page=iwrf_news&id=658
試験的に、「テクニカルクラシファイヤー」というものが始まるようです。
元各国の代表選手で構成されるクラシファイヤーで、従来の医学的なバックグラウンドを持った(医師、理学療法士、作業療法士など)クラシファイヤーとともにクラス分けに携わるようです。
すでに水泳、陸上では技術委員➕医学委員の2名体制でクラス分けが行われている競技もありますし、頚髄損傷だけでなく、神経筋疾患や脳性麻痺の選手が増えてきている中で、よりコート上での妥当性が求められていくんでしょう。
理学療法士としての役割はそれほど大きく変わらないんじゃないかと想像しますが、今までは専門職間で専門用語を用いて議論してたのが、今後はスポーツのバックグラウンドが強い人とも密なコミュニケーションを取っていかなきゃいけなくなるんだろうな、と。理学療法士としての見解をより分かりやすく伝えなければ。
それを国際資格を取れば英語でやっていかないといけません。
ますますコミュニケーションが大事って話です。
英語に関しては自動翻訳システムが更に進めば、同時通訳くらいしてくれそうですが、結局、相手に伝わりやすい言い方や自動翻訳されやすい日本語の選び方が求められるわけで…
最近読みたい(図書館待ち)本はこちら。
働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」
- 作者: 川添愛
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2017/06/21
- メディア: Kindle版
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Wheelchair Rugby Quad Nations
平昌パラリンピックが始まりました!
さっそく日本代表はメダルを獲得し、これからメダルラッシュの予感⁉️
そちらも目が離せませんが、実はウィルチェアーラグビーの大会も昨日から始まっています。
会場はイギリス、レスターです。
サッカー日本代表の岡崎慎司選手がプレーするレスターシティの本拠地ですね。
オフィシャルFBページではウィルチェアーラグビー日本代表と岡崎慎司選手が交流している写真もアップされていました。
もう2日目の日本戦も終わってしまいましたが、残りのスケジュールはこんな感じ。
BBCのウェブサイトで配信もされています。(ライブじゃなくても見れます)
Watch live Wheelchair rugby - Quad Nations - BBC Sport
パラリンピック同様に注目です!
ウィルチェアーラグビーは今月のQuad Nations、5月にジャパンパラ、6月にカナダカップ、8月にシドニーで世界選手権と大会が続きます〜
コ・イノベーション研究所セミナー「共生社会×スポーツ×障害者の社会参加」
本日、東京国際フォーラムで開催されたコ・イノベーション研究所主催のセミナーに参加してきました。
COIL | コ・イノベーション研究所 | COILセミナーVOL.13『共生社会×スポーツ×障害者の社会参加』を開催します
テーマは「共生社会×スポーツ×障害者の社会参加」ということで、ドイツからホルスト・ストローケンデル博士にお越しいただきました。
ストローケンデル博士は「障がい者スポーツの父」と呼ばれる障がい者スポーツ界のレジェンド!先月の義肢装具士の臼井さんに引き続き、とても貴重な機会を得ることができました。
ストローケンデル博士の話はまた後日まとめるとして、今日は研究所の代表理事の橋本大佑さんを始め、いろんな方々にお会いすることができました。
セミナーの冒頭で橋本さんから「群盲象を評す」の話がありました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群盲象を評す
詳しくはウィキペディアを見ていただくとして、つまりは
『物事や人物の一部、ないしは一面だけを理解して、すべて理解したと錯覚してしまう』
ということです。
橋本さんの話に出てきましたが、いわゆる「障がい者スポーツ」っていうと定義がはっきりしません。障がい者がやるスポーツなのか、障がい者“も“やるスポーツなのか。それともスポーツそのものを指すのか、そういう行動のことなのか。曖昧。
そして、障がい者スポーツに関わる人もいろいろいる。
確かにいろんな人に出会います。
競技力向上に尽力している人、普及に力を入れている人、熱い想いがある人、ただなんとなく興味がある人…
それぞれが障がい者やスポーツなどと関わってきた経験があり、体験があります。それには感情も伴います。
今日のセミナーや懇親会を通して、改めて、その一つひとつ、一人ひとりが正解でもなく、間違ってるわけでもないんだなーって感じました。みんな一生懸命で素敵だなって。
人の話を聞いていると、不安になったり、心配してしまうこともありますが、今は自分がやれることをしっかりやろう。どっちみち、良くも悪くもそれは象の一部でしかない。
だがしかし!ストローケンデル博士はめちゃくちゃ熱くて、想いがひしひしと伝わってくるセミナーでした!某国の現状にはかなり批判的でしたし笑
80分の予定が100分、そしてまだまだ喋り足らなそうでした!
関東に戻ってきて一番参加したかったのがコ・イノベーション研究所のセミナー!
仕事や育児の都合でなかなか参加できませんでしたが、今回は本当に参加して良かった!
ストローケンデル博士、橋本さん、スタッフの皆様、ありがとうございました。
考える障害者
"車いすの芸人"ホーキング青山さんが書いた「考える障害者」という本を読みました。
普段、テレビも見ませんし、ラジオも聞かなくなったので、有名な人なのかどうかもわかりませんが、youtubeチャンネルもあるようです。
『週刊 ホーキング青山』2/13「ホーキング青山がパラリンピックを見ないワケ&小学校でアルマーニを制服にするのをやめさせる奇策!?」
この本は車いす芸人であるホーキング青山さんが、世間の障がい者の見方やパラリンピック、乙武洋匡さんのこと、やまゆり園事件等々について”当事者側の意見として”言いたいことを言っているっていう内容です。
とにかく
「同じ人間として扱ってほしい」
という主張が伝わってきます。
「障害者も普通の人間だ」と言えば、多くの人が「そうでしょうね」と答えるだろう。でも、それが実は当たり前にはなっていない。そこが問題なのだ。
障害者を差別・区別しないっていうのは頭では分かってても、具体的な行動に移すって結構難しい。心のどこかにバリアがあるんでしょうね。
僕は町で車いすユーザーの方を見かけると、
「あの人はウィルチェアーラグビーできるかな?3.5点かな?いや、4.0(出場資格なし)になっちゃうかな?」
「他のスポーツだったら何ができるかな?」
っていう視点で見てしまいます。片麻痺の方だったら「もう少し装具を調整すれば効率良く歩けるんじゃないかな?」って。
健常男性を見て「あの人は何のスポーツができるかな?」なんてことは考えないわけで、ある意味で差別していると言えば差別していることになってしまうんでしょう。
でも、そもそも目の前にあるもの・ことをバイアスをかけずにあるがままに見るってこと自体かなり難しいように思えますし、考えれば考えるほど分からなくなってしまいます。
とにかくそんなことを考えるきっかけを作ってくれた本でしたー。