理学療法士のパラスポブログ

障がい者スポーツを通してより良い社会の実現を!理学療法士に何ができるか考えます。理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/クラシファイヤー

2017年が始まりました

あけましておめでとうございます🎍

2015年12月に始めたこのブログも無事に1年を超えました。以前のアメブロに比べると読んでくださる方も書いた記事の量も少ないですが、それでも結構アクセスしていただく方が多く感謝しています。

今年もよろしくお願いします。

 

さて、2016年を振り返ると本当に充実した1年でした。

ゴールボールのジャパンパラ大会でのボランティア、ブラインドサッカー日本代表の合宿ボランティア、ウィルチェアーラグビークラシフィケーション講習会などなど、多くの競技に関わることができました。

そして、何と言っても全国障がい者スポーツ大会!本当に素晴らしい経験をさせていただきました。

しかし、後から聞いた話によると、岩手県選手団に関わった理学療法士は自分を含めてたった2人!ちょっと残念です。他県の話を聞いても、理学療法士が関わっているチームはまだまだ少ない。

 

東京パラリンピックも良いけど、他にもできることがもっとあるはずですし、結構必要とされていると思います。

 

2017年はリオパラリンピックが開催された昨年に比べると障がい者スポーツへの関心は減るかと思います。メディアの露出も少なくなるでしょうし。でも、1月3日には嵐の櫻井翔さん主演で車椅子バスケのドラマが放映されました。

「君に捧げるエンブレム」

さすが車椅子バスケ障がい者スポーツの花形ですね。

いろいろご意見はあると思いますが、個人的には松山ケンイチさんの方をお勧めします。

 

ウィニング・パス [DVD]

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何はともあれ、こうやって関心が高まるのは素晴らしいことです。

社会参加のためにも、健康維持のためにも、障がい者こそスポーツをした方が良いと思っていますから、社会の関心が高まればスポーツに取り組みやすくなるし、関わる人も増えると思います。

車椅子バスケも良いけど、他にもいろんな競技があります。関心を持った方は是非、初級障がい者スポーツ指導員の取得から。

 

10月28日〜30日には愛媛県で全国障がい者スポーツ大会が開催されます。お近くの方はぜひ。

 http://www.ehimekokutai2017.jp/taikai/

(観に行きたいけど、その頃自分はどこにいるのやら…)

 

 

それでは、改めて、今年もよろしくお願いします!

第18回ウィルチェアーラグビー日本選手権大会&クラシフィケーション講習会

ちょっと遅くなりましたが、先週12月16-18日に開催された、

三井不動産第18回ウィルチェアーラグビー日本選手権大会を観に行ってきました。

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インターネットやテレビでは見てましたけど、生で観戦するのは初めて。

想像以上の迫力に圧倒されました。

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え?こんな激しいの?

首、大丈夫??

って感じです。(あんまり大丈夫じゃないみたいですけど)

リオ・パラリンピックでの銅メダル効果もあり、かなりお客さんも入ってましたし、東京パラリンピックに向け、大注目な競技です。

 

その大会中に同時並行で開催されたクラシフィケーション講習会にも参加させていただきました。クラシフィケーション=クラス分け、ということで、ウィルチェアーラグビーでは選手は障害の程度に応じて0.5点~3.5点に分けられます。

1チーム4名の選手の合計が8.0点までと決められ、

「0.5+1.5+3.0+3.0=8.0」みたいな感じでチームを組みます。

そのクラス分けは筋力を中心とした「身体評価」、車いすやボールの操作能力による「技術評価」、試合中の動きを観察することによる「観察評価」により判定されます。

 

筋力や関節可動域を測って、動作を観察・分析するってまさに理学療法士の仕事そのものですよね。

 

理学療法士障がい者スポーツとして関わる手段としては、

・トレーナー

障がい者スポーツ指導員

・コーチ/監督

・審判

・ボランティア

と多岐に渡りますが、

・クラス分け委員

というのも大事な役割です。

実際、パラリンピック競技や全国障がい者スポーツ大会のクラス分けには理学療法士の方々が多く関わっておられます。(他には作業療法士や医師など)

普段、知的障がい者サッカーチームのトレーナーと卓球バレーの普及員を中心に活動していますが、「クラス分け」の視点から関わることも勉強になると思い、講習会には応募しました。

 

確かに勉強になりました!

特に試合中の観察では、何も考えていないと見逃してしまいそうな細かい動きや反応を見ることの大切さを教えていただきました。普段あまり四肢麻痺の方を担当することも少ないですし、全然見れてないことばかりなのが分かりました。

これから試合数をこなして、目を鍛えていかないといけないですね。。。

 

大会期間中はまとまった時間参加しないといけませんが、トレーナーとして毎日、毎週帯同しなけれないけない、っていうのよりは負担が少ないかもしれません。これから障がい者スポーツに関わりたいっていう方にも「クラス分け」はおススメです。理学療法士の専門性も活かせますし。

あと、クラシファイヤー(クラス分けする人)にはレベルがⅠ~Ⅳまであって、Ⅱ以上では国際大会でもクラス分けすることができます。

ディスカッションできるくらいの英語力が求められるようですが、世界を目指せるってのもポイントですね!

これからクラシフィケーション部会に所属して勉強させていただくつもりです。

 

最後に、ウィルチェアーラグビーに興味を持っていただいた方にお勧めの映画。 

マーダーボール (字幕版)
 

 タイトルからはヤバそうな映画に聞こえますが、そんなに激しくないのでご安心を。

アメリカの障がい者のリアルな姿が見れて勉強になります。クラス分けの勉強のつもりで見てましたが結局気付いたら普通に観てました。

第12回障がい者スポーツ指導者全国研修会

静岡県のグランシップで開催された障がい者スポーツ指導者全国研修会に参加してきました。

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静岡県に来るのは、たぶん10年ぶり。5年前には清水エスパルス鹿島アントラーズの試合を観に行こうと計画していましたが、直前に東日本大震災が起こり中止になりました。それから5年経ち、ようやく静岡に来れたってことは感慨深いものがあります。まぁ、別に上空は行ったり来たりしてるわけだからそんな大したことじゃないのかもしれませんが。

 

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シンポジウムでは、静岡県出身34歳というプロフィールが偶然にも一致しているパラリンピアンが登場。陸上日本代表の山本篤さん、柔道日本代表の米田真由美さん、ボッチャ日本代表の杉村英孝さんの3名です。

「選手に求められる指導者像とは」というテーマで語っていただいた内容では、

・選手とのコミュニケーションが取れること

・科学的根拠、国際的な視野でそのスポーツを深く研究していること

が3人から共通して出てきました。もはや聞き飽きた話のように聞こえますが、2017年を迎えようとしている現在でもこういう話が出てくるってことは、やっぱりコミュニケーションの難しさを感じざるを得ません。自分への反省を大きく踏まえても。

 

今年から全国研修会では、分科会を土曜日・日曜日と同じ内容で開催することで、2日間で興味のある2つのテーマについて学ぶことができるようになっていました。

医学系の学会でも同じ時間帯にどっちも聞きたいなーってことは結構あるので、便利な仕組みだと思いました。

 

初日は、脳血管障害後の生活期でのリハビリテーションとスポーツについて、2日目は、知的障がい・発達障がい者のスポーツ指導について学ばせていただきました。

特に2日目の講師である森山徹先生は、日本知的障がい者サッカー連盟の立ち上げなどにも関わられ、日常的に知的障がい者のサッカー指導に関わられている方でした。まさに自分が聞きたいことで、静岡県まで来て本当に良かった、と思える講義でした。

 

知的障がい者、発達障がい者の認知的・非認知的な特徴や、今話題の大人の発達障がいとの違いについて詳しく説明していただき、旧東ドイツで発展したコオーディネーション・トレーニングが運動発達に対して、いかに効果的なのか解説してもらいました。

 

サッカーのコーディネーショントレーニング

サッカーのコーディネーショントレーニング

 

 一度は読んだはずのこの本ですが今どこにあるか分かりませんので、休憩時間に注文したのは言うまでもありません。

希望郷いわて大会の後は、なかなか練習に行けていませんが、基礎的なウォーミングアップやストレッチ、ラダートレーニングは実施することができるようになりました。次はパフォーマンス向上のため、体幹トレーニングだ!筋力トレーニングだ!って思ってましたが、その前にやるべきことがありそうです。知的障がい者、発達障がい者は脳の器質的な障がいにより、運動や認知機能に影響が見られます。しかし、運動そのものが障がいされている、という他にも、過敏な前庭覚や触覚、周囲の環境、教育の影響で運動発達が阻害されている可能性もあります。

つまり、そういった特徴に配慮しながら上手いこと運動させることができれば、運動機能に関して改善の余地がまだまだあるわけです。

それに、時間的展望(時間のイメージを持って、自分は上手くなったという実感を得ること)の低さや内発的動機付け(上手くなってきたから、もっと頑張ろうというモチベーション)の弱さが学習を阻害しているかもしれません。その特徴に合わせたコミュニケーション、コーチングも必要です。

 

コーディネーショントレーニングについて学び直すとともに、もう一度発達障がい、正常発達についても勉強しなければなりませんね。

 

 

今回の全国研修会では、昨年のクラス分け講習会やジャパンパラ大会でお世話になった方々、中級障がい者スポーツ指導員の同期と再会し、いろいろな話を聞くことができました。

"障がい者スポーツの導入のためには理学療法士の役割が大切"

とよく言われますが、回復期病院では入院日数が制限され、日常生活に帰すのもやっと、という日々の中、どこまで理学療法士障がい者スポーツの導入に関われるのか疑問です。脊髄損傷や切断後のリハビリテーションがどういう仕組みの中で、どういう場所で行われるのかよく分かってないのもありますが。

その後の生活期、といっても高齢者が主な対象者になるわけですし、レクリエーションを超えるスポーツ活動には繋げにくいのも現実です。

結局は仕事とは別のところで、地道に草の根レベルで障がい者スポーツと関わるしかないのかな、と思いますが、今のところはそれでも関われるだけありがたい、という気持ちもあります。

 

 

とにかく全国からわざわざ静岡県までやってくるだけの熱い方々とお会いできただけでも大きな収穫でしたし、また明日から考えながら仕事やスポーツ活動に取り組めそうです。

 

観光する時間はありませんでしたが、緑茶割り飲んで黒はんぺん焼きを食べたってことで静岡を満喫できました。

来年は11月末に鹿児島で。その頃に自分がどこにいるか分かりませんが、福岡に帰っていれば近いですし、静岡以上に鹿児島は久しぶりなので、来年を楽しみに待ちたいと思います。

 

あっという間に東京駅に着きました🚉 

ヨガスタジオ@宮古

青年海外協力隊としてセントルシアに派遣中に始めたヨガ。

あの時はお金がない&ヨガ終わった後暗い中家に帰るのが怖い、という理由でそれほど長続きしませんでしたが、最近またちょこちょこトレーニングするようになりました。

 

きっかけは「聖なる呼吸」という映画。

映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』公式サイト

 

観る前は呼吸の神秘性に迫る内容かと思っていましたが、そうじゃなく、ヨガのアーサナ(ポーズ)の起源はどこだ、と探る内容でした。

そこまでヨガにハマっていたわけではありませんでしたが、映画の中でクリシュナマチャリヤ先生やアイアインガー先生がヨガについて語るシーンを見て感動しました。

ヨガの真髄は、ただポーズを取ることではなく、身体の完全なコントロールを通じて、精神のコントロールを獲得すること。更には、その先にある豊かな暮らし、人生を過ごすこと。

 

ヨガなんて、と考えている方にはオススメの映画です。

アイアインガー先生の「ハタヨガの真髄」も良かった。

 

ハタヨガの真髄_600の写真による実技事典

ハタヨガの真髄_600の写真による実技事典

 

さて、前置きが長くなりましたが、youtube見ながらやるヨガにも限界を感じ始めたので、宮古市にあるヨガスタジオに行ってきました。

Kazumi studio – information

宮古市にはなんと2ヶ所もヨガスタジオがあります!

今回お邪魔したカズミスタジオは、宮古市の中心街にあり、ヨガクラスだけでなく、地域での活動やイベントを開催する等、宮古市のフィットネス業界を牽引する存在だと勝手に思っています。

 

スタジオは清潔感があり、インストラクターもとても親切・丁寧に教えてくれます。

ハタヨガではなく、タイ式ルーシーダットンがメインですが、今まで受けたことのないレッスンを受けるのはとても刺激的でした。まだまだ身体のコントロールには遠く及ばないですね。

通所リハビリテーション事業所でもこういう方々をアウトソーシングできれば良いんでしょう。いつまでも理学療法士作業療法士だけで通所リハビリやるっていうのも難しいと思いますし。

 

 

ヨガはきっと身体づくりや健康維持、介護予防にこれからもっと広まっていくでしょう。

ヨガを続けている人が70代、80代になるとどんな風になるのかとても興味があります。それは、ヨガがどれだけ介護予防に繋がるか、っていう話になるわけです。

別にヨガじゃなくてもジムでの筋トレでもランニングでもなんでも良いんでしょうが、自分の健康にどれだけ責任を持つことができるか。

病気の自己責任論で炎上した方もいますが…食事や運動習慣はある程度責任持てるとは思います。

 

とりあえず自分は大学生(高校生?)の頃から続いていた不摂生を反省し、食事と運動習慣を見直すことにしました。今は健康ですが、これがいつまでも続くとは限りませんしね。

 

BMI25目指して頑張ります!

 

臨床スポーツ医学会 チームドクター&トレーナーミーティング

明日から2日間、幕張メッセで第27回日本臨床スポーツ医学会学術集会が開催されます。

プログラム|第27回日本臨床スポーツ医学会学術集会|Rio to Tokyo

新しい知見や幅広い知識を得るには、学会に参加するのが一番です。

 

とか言いつつ、土日は参加できないので、本日開催されたチームドクター&トレーナーミーティングに参加させていただきました。

テーマは「冬季スポーツ」と「前十字靭帯損傷予防」について。

 

人生でスキーは一度しかやったことないし、スキー板の長さがどうだこうだ、Rが30だか35だか言われても全く何を言ってるのか分かりませんでしたが、ACL損傷を予防するために、いろいろな競技でどのような取り組みがされているのか知ることができましたし、その効果と限界を理解することはできました。

スキー🎿では用具の影響が大きい、ということでしたが、ルール変更による明確な傷害予防効果は得られず、ここ10年間でACL損傷を減らすことができていない、むしろ、ちょっと増えてるような状況のようです。

FIFAが作成した『11+』というプログラムを様々な年代、性別で実践したサッカーでの報告でも効果はまちまち。

理学療法士が複数名で丁寧に介入したバスケットボールでの取り組みと、ストレングストレーニングをしっかりと取り入れたハンドボールチームでは一次予防、再発予防ともに成果が上がっているみたいでした。ただ、理学療法士が複数名でチームに関わるっていうのは費用や人員の問題で、現実的に実行するのは難しいそうですし、チーム全員でストレングストレーニングを行うっていうのもプロチームか大学でしか厳しそうな印象です。

 

どこでも実践できる『11+』は素晴らしいですが、自重だけで行うっていうのは負荷が軽すぎるのかな。

 

正直な感想としては、学生の頃に学んだことに比べると、ACLの損傷機転やリハビリテーションの内容、再発予防に向けた取り組みなどはそんな劇的に変わっている印象はありませんでした。発展途上国や東北被災地で過ごした数年間は、浦島太郎になった気分でしたが、とんでもなく置いてけぼりにされたわけじゃなさそうで、ちょっと安心しました。(実践経験は全然足りないですけど)

 

それだけACL損傷っていうのは厄介で、いかに予防するのが大変かってことです。

ふと、万が一、岩手県知的障がい者サッカーチームの選手がACLを切ったら、って考えましたが、きっとACL再建術を行なって1年かけて競技復帰を目指すっていう選手はいないだろうなぁ、と思いました。再損傷のリスクもありますし、そこまでリハビリテーションを続ける時間的・経済的余裕のある選手はどれだけいるでしょうか。

ACL再建術を行なったプロサッカー選手の半数以上が5年後にはいなくなっているというデータがありましたが、多くの障がい者スポーツ選手にとって、それ以上に長期離脱を伴う怪我は致命的です。

 

練習量や負荷を考えると、今関わっているチームでのACL損傷発生リスクはそれほど高くはないと思いますが、トレーナーとして関わる中での傷害予防の重要さを改めて感じたチームドクター&トレーナーミーティングでした。

 

たまには都会で情報収集するのは大事ですね(笑)

 

 

希望郷いわて大会

10月21〜24日に希望郷いわて大会(第16回全国障がい者スポーツ大会)が開催されました!

ありがたいことに、知的障がい者サッカーチームのトレーナー(メディカルスタッフ)として帯同させていただきました。

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 会場はいつもの、いわぎんスタジアム

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初戦は大阪府と戦い、0-7。

翌日の静岡県との交流戦は、0-6。

試合前のウォーミングアップや試合中、前後の怪我の対応を担当し、初戦で骨折してしまう選手もいて、慌ただしい日もありました。

結果は残念でしたが、1年前から比べると選手の成長は本当に目覚しいものがありました。

 

特に交流戦の静岡県戦の前半は、ミスから失点したものの、0-1とよく戦っていました。各地域の予選を突破してきたチームを相手に、素晴らしい試合を見せてくれました。

 

 

2013-14年に青年海外協力隊として活動する中で障がい者スポーツの必要性を感じました。

帰国後に参加したいわてリハビリテーションフォーラムで岩手県知的障がい者サッカーチームの存在を知り、翌2015年8月に秋田県で初級障がい者スポーツ指導員の講習会を受講しました。その際に、秋田県出身の知的障がい者サッカー日本代表選手についての話を聞き、その直後にチームの合宿に参加させていただいたのが始まりでした。

チームに関わって、まだ1年くらいですが、本当にあっという間でした。

 

全国障がい者スポーツ大会という大きな舞台を経験させていただき、トレーナーとして多くを学ぶことができました。どこからともなく現れた自分を受け入れてくれたチームのスタッフや選手に感謝の気持ちでいっぱいです。

試合の時には大勢の方に見にきていただき、それを見たときは泣きそうになりました。

心配してたアイシング用の氷はホテルの方が大量に用意してくれました。

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緊急時には救護班、病院の方々、岩手県選手団の役員のおかげでスムーズに病院受診につなげられ、選手も安心できたと思います。

大会期間中はボランティアさんが3名ついていただき、多岐にわたり協力してもらいました。

 

本当に多くの方の支えがあって、希望郷いわて大会を終えることができました。

ありがとうございました!

青年海外協力隊短期ボランティア

本日より、青年海外協力隊の短期ボランティアの募集が始まりました!

応募期間は10月11日〜11月24日です。

 

その中で障がい者スポーツ関連がありましたのでご紹介します。

募集ボランティア要望調査票|短期ボランティア 青年海外協力隊Aタイプ(SJVA)|JICA-ボランティア

任国は、タイ王国🇹🇭

期間は来年3月末から7ヶ月間です。

 

来年10月に開催予定の自閉症精神障害者を対象にしたスポーツ大会(運動会)の企画・運営を長期ボランティアの方と行うようです。

求められる語学能力は英語Bということでちょっと高めかもしれませんが、TOEIC640-730くらい、英検準1級未満2級以上ってとこです。

英語力と福祉関係の経歴があればきっと大丈夫!

 

タイ王国障がい者スポーツ事情を知れると思いますし、日本から近くて日本人もいっぱいいるタイなら海外に行ったことない人でも、そんなにハードルは高くない(はず)です。

 

ちなみに、今回は募集はありませんが、ペルーでも障がい者スポーツ大会のボランティア募集があります。その様子はこちらから。

ペルーで作業療法士として関わる障害者スポーツ! | 開発途上国リハビリレポーター

 

海外へ行くことのメリットを語り始めると長くなるので辞めますが、今までイングランド🇬🇧やセントルシア🇱🇨で生活した経験はとても大切な思い出です。

きっとタイでの経験は人生を豊かなものにしてくれると思います!ましてや障がい者スポーツを通して海外へ行ったり国際協力ができるって言うのは本当に素敵なことです!